アウチ!ランニングによるひざ痛対策

ばんそうこう ランニング

残り2か月を切った三浦国際市民マラソン(公式HP https://miura-marathon.com/)に向けて、栄養補給用のリュックと食料を用意しました。
前回はこちら→ 腹が減っては戦はできぬ!ランニング中の栄養補給

ここまで試行錯誤を繰り返し、ようやく万全の状態に近づいてきたと思ったのもつかの間、ひざを痛めてしまいました。
この記事では、これから走り始めようかなと思っている方同じように走り始めたばかりの方へ向けて、「ランニングによるひざ痛対策」をお伝えします。

恐れていた事態!ひざが痛い

「姉さん、事件です」

私に姉さんはいませんが、そう言ってしまうくらいの事件が発生しました。

いつものように歌謡曲走りでゆったりランニングをしていた終盤、ひざに痛みを感じるようになりました。正確には、右ひざの少し下、外側のあたりが足を動かすたびに痛みます。

右足の図

運動不足のアラフォーが走り始めて約2か月で15キロまで走るようになりました。。
当然これまでも節々の痛み的なものを感じたことはありましたが、今回のは少し違うな、という感覚でした。「これは筋肉ではないだろう」と。

まったく走れないわけではありませんが、走り続けるには厄介になるくらいの痛みです。
その日はそこで練習をストップし、残りわずかの距離ということもあり、歩いて帰りました。

〈大丈夫か? 無理するなよ
鴨たちも心配そうにしていました。

鴨

3日後、痛みもなかったので気を取り直して練習を始めます。

が、走り始めて30分後……ひざが痛い!

全然治っていませんでした(汗

5キロ程度しか走ってないのに、前と同じ症状になってしまいます。
どうやら走り始めると再発してしまうようです

インターネットで調べてみると、腸脛靭帯炎ちょうけいじんたいえん、別名ランナーひざの可能性があると分かりました。

サポーターで有名なザムストHPでの説明
https://www.zamst.jp/tetsujin/knee/runners-knee/

ざっくり言うと、ひざの靭帯じんたいが骨とこすれることで炎症を起こすもののようです。
原因は過度な練習柔軟性不足みたいです。
一気に練習の強度を上げてしまったり、ストレッチを怠っていたりすると、なるらしいです。

ギクッ!まさに私
ひざだけじゃなく、耳も痛い話です。

痛いの痛いの飛んでいけ!3つのひざ痛対策

練習を休む

ランナーひざを治すには、一番は休むことのようです。
私がやったみたいに痛みがないからといって走り出すと、すぐに痛くなり、かえって長引いてしまうらしいです。

その情報を得て思ったことは、ただ一つ。

練習休めて超ラッキー!
本当に休んでいいのだろうか?

走力低下の可能性がある休むという行為は、ランナーにとって苦渋の決断……ですが、私は心を鬼にして決断しました。
とはいえ、まるっきりお休み、閉店ガラガラはさすがにまずそうなので、週3~4回していたランニングを週1~2回に、距離は最高15キロから5キロに落としました。
痛みが出ないうちに切り上げる、という感じで練習します。

念入りにストレッチする

走る前の体を動かすストレッチはやっていたんですが、走った後や寝る前のストレッチをやるようにしました。
静的ストレッチといわれるやつです。

置物となりつつあった、こいつを引っ張り出しました。

LPNストレッチポールです。
乗っかって寝るだけでもめちゃめちゃ気持ちがいい、魔法の商品です。
日常生活の肩こり対策で数年前に購入したものです。

これをローラーにして、太ももとおしりを念入りに伸ばすようにしました。
より大きな筋肉をほぐして力を使いやすくし、ひざの負担を減らす作戦です。

ゴリゴリゴリゴリゴリゴリ……!

そんな音がしてもおかしくないくらい、筋肉が固まっていました。
初めの痛いが、痛気持いたきもちいいに変わっていきます。最高です。
太ももをゴリゴリするので、「ももゴリラ」と名づけました。

ストレッチポール。
なぜ良いと分かっているにもかかわらず、置物になっていたのか。
心底しんそこ不思議。ある意味、魔法です。

テーピングを貼る

できるだけひざに負担がかからないように、テーピングを貼ることにしました。

購入したのはこちらです。

HELIO JAPANC&Gキネシオロジーテープです。
キネシオロジーテープはがっちり固定するテーピングと違って伸縮性があり、怪我した部位を補強しながら自然に運動することができます。
筋肉の伸び具合と同じ伸縮性なんだとか。なんだかすごいですね。

貼り方はユーチューブなどでたくさん紹介されているので、傷んだ部位に合った貼り方を探してみると良いと思います。私の腸脛靭帯炎ちょうけいじんたいえん、別名ランナーひざはたくさん紹介されています。

実際に貼って走ると、不快感がなく、走りやすいです。
補強されていることで安心感もあります。

怪我しているひざだけでなく、予防の意味でいろんな部位に試してみようと思います。

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