この記事では、これから走り始めようかなと思っている方へ向けて、「私の走るキッカケ」と「やる気が出たときにした事」をお伝えします。
結論から言いますと、私の走るキッカケはあるテレビ番組を観たことです。そして、やる気の出た私はすぐに大会にエントリーしました。
走るキッカケはテレビ番組!?
2023年の暮れ、録画したあるテレビ番組の再生ボタンを押しました。
それは…
NHKで放送された、日本一過酷と言われる山岳レースのドキュメンタリー
『日本一過酷』の文言に吸い寄せられ、
「そんなに言うなら、どれくらい過酷か覗いてやろうじゃないの」
とドラマの隙間に録画してみたわけですが、、、まぁ~過酷!!
ざっくり言うと、こんな感じでした。
- レース名はトランス・ジャパン・アルプスレース(略称、TJAR)
- 富山県(富山湾)から静岡県(駿河湾)まで約415キロを8日以内に走破する。
- 日本アルプス(北・中央・南)を越えねばならないため、累積標高差は約27,000m
- 選手たちは睡眠を削りながら、夜通し走り(歩き)続ける。
- リタイアも続出するが、一番速い人は5日切るくらいで完走。
初めて目にする信じられない世界でした。
「400キロも山の中を走るってマジですか!?」
「制限時間が8日ってどういうこと!?」
驚きの連続なわけですが、そんな過酷なレースの中にはもちろんあるんですねぇ…
各選手のドラマが!
順位とか関係なく、完走とかリタイアとかじゃなく、それぞれの選手にとっての熱い想いが!
どっぷり感動してしまった私は、単純で影響を受けやすい性格でもあるため、メラメラとやる気が沸きあがってきたわけです。
私だってまだまだ走れるんじゃないか?
20代前半で一度だけフルマラソンを完走した後、これといった運動もせずに迎えたアラフォーの体とは対照的に、もうハートは走る気満々です。
気が大きくなったのか、いくらでも走れる気さえする始末。
そこがぬくぬく暖房の効いたリビングにもかかわらず、液晶の向こう側の人間になったかのような大いなる勘違い。
今にして思うとあまりの単純さに恥ずかしくなりますが、そのときの私は「やらいでか!(やらないでいられるか!)」という心境でした。
何かを始めるキッカケなんて人それぞれ、何でもいいんだと思いますが、とにもかくにも、こうして私のやる気スイッチは入ってしまったわけです。
やる気が出たら即行で大会エントリー!
やる気に満ちた私がまずしたこと、それは大会のエントリーでした。
私の経験上、やる気が出たときは、具体的に行動することが大切です。
「頑張ろう!」の決意表明で済ませておくと、やる気の炎は簡単に消えてしまうからです。
[ マラソン大会 神奈川 エントリー ]
ネットで検索していると、エントリー締切間近のある大会を発見しました!
しかも、本来なら受付期間が終了しているのに、期限が延長されています。
もうこの偶然を、運命と感じずにはいられません…
即行でエントリーしてしました!
私がエントリーした大会は三浦国際市民マラソンです。
公式HP https://miura-marathon.com/
私のざっくり概要は、以下の通り。
- 神奈川県三浦市で3月に開催されるハーフマラソン 21.0975キロ
(5キロの部とキッズの部もある。) - ハワイの「ホノルルマラソン」とやらの姉妹マラソンで、完走者から抽選で3名を派遣。
- アップダウンがあるコースでは、三浦の海岸線や田園風景、大きな橋(城ヶ島大橋)、島(城ヶ島)などの景色が楽しめる。
- 参加賞として特産物の「三浦のだいこん」がもらえる。レース中の補給地点であるエイドにも「みうらの浅漬けたくわん」が登場する。
- そのほか当日はグルメイベントなどが開催される。
過去の成功体験がやや悪さをし、
いきなりのハーフマラソン挑戦ではありますが、
なかなか面白そうな大会です(大根がもらえるって!笑)。
どんな大会を選ぶかはともかく、目標や期限さえ明確になってしまえば、あとはそこから逆算を繰り返していけばいい話です。
さて、エントリーから大会当日まで……約3か月…
「全然走ってないのに、どうやって体を仕上げていこうか」
「そもそも今からやって間に合うのでしょうか?」
エントリー完了メールが届くと、心臓が妙にドキドキしてきました。
それが何を意味するのかは分かりませんが、
「明日から走ろう!」
とさっきまでとは少し違った意味で決意を新たにするのでした。
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