前回同様、6歳の子どもとハイキングに行こうとしましたが、どうも天気の具合が良くなかったので、予定変更して石(メノウ)拾いに行ってきました。
前回のハイキング→ 幼児と楽しめるハイキング【鎌倉 祇園山】
この記事では「親子でのおでかけ」や「石拾い」に興味のある方に向けて、「大磯照ケ崎海岸での石(メノウ)拾い」の情報をお届けします。
駅から海岸まで
大磯の海岸でメノウという石が取れると聞きました。
メノウは宝石にも加工される綺麗な石らしいです。
「宝石にうとい私なんぞが見ても、果たして分かるかどうか??」
そんな不安とは裏腹に、石好きの子どものテンションは爆上がりです。
「迷わず行けよ、行けば分かるさ」
アントニオ猪木さんの言葉を胸に、いざ大磯へと繰り出しました。
大磯駅(JR東海道線)から照ケ崎を目指します。
とその前に、駅でトイレをしっかり済ませておきましょう。
海岸近くにもトイレはありますが、大磯駅の下りホームにあるトイレは新しくすごくきれいです。
改札外のトイレではないのでご注意ください!
大磯駅から照ケ崎海岸までは徒歩10分。
少しだけ遠回りですが、国道沿いのファミリーマートで菓子パンを調達して行きました。
国道1号を西に歩き、途中で海のある南の道へと入ります。
海の手前にある歩道橋を渡ります。
「大磯港」「照ヶ崎プール」の案内表示があります。
上のでっかい道路は高速道路(西湘バイパス)です。
歩道橋を渡っていくと、「ポートハウスてるがさき」という建物が出てきます。
この建物、実はプールなんです。
3月なので当然やっておらず、水は緑色でした。
海のすぐ横でプールっていうのも不思議ですが、でっかい岩もあって夏来たら面白そうです。
ちなみに、プール営業期以外でもここがやっているときはトイレを借りることもできます。
やっていなければ、すぐそばにある大磯港の公衆トイレをご利用ください。
照ヶ崎海岸は日本の海水浴場発祥の地らしく、そこを開いた松本先生という方への大きな「謝恩碑」が立っています。その奥にある階段を上ります。
「謝恩碑」の裏に「結蛸(むすびだこ)」というモニュメントがありました。
Love & Bond 愛と絆のモニュメントだそうです。
タコの足に願い事を書いた木の札が結んであります。
木の札は駅前の観光案内所で売っているとのこと。
むすびだこを超えたら、もう照ヶ崎海岸です。
あたり一面、石、石、石!
石だらけです!!
いざ石探し開始!
さっそく海岸近くでじゃらじゃらと探し始めます。
開始から10分くらいは当たりがありませんでした。
初めのうちは「キレイな石」や「形のいい石」で喜んでいた子どもが、やがてそれでは満足しなくなります。
「メノウなんて、ないんじゃない?」
「いやいや、これからこれから……」
内心穏やかではありません。
このまま見つからないなんてことは……
そんな不安がよぎっていた矢先、それっぽいものを見つけました!!
小さいですが、透明感があります。
これは間違いなく、メノウ……のはず!
波打ち際にある石は濡れて光っているので、乾いたらただの石かもしれませんが、きっとメノウであると信じて、その後も探し続けます。
一つ見つけてしまうと、その後はそれらしいものが次々と見つかりました。
目が慣れてきたせいかもしれません。
「あった!!」
子どもが大きな声を出します。
(いやいや、メノウ探しの世界ってのは奥が深いんだよ。チビッコにそう簡単に見つかるほど甘いもんじゃ……えっ!?)
すまんが、その石をしまってくれんか……
ワシには強すぎる………
もうこの輝きはメノウですね!
しかも、私の見つけたやつよりもずっとデカいものです。
大きいのを見つけたことでメノウ探しを終わりにし、岩場のほうに行ってみました。
照ヶ崎海岸には岩場もあります。
タイドプールになっていて、穴の中には貝などの生物がいました。
ダンゴムシみたいなのはヒザラガイというやつだと思います。
前にユーチューブ動画で何でも食べるユーチューバーが食べていました。
黄色いうねうねしているのは何かの卵でしょう。
(これもあのユーチューバーなら食べるんだろうなぁ)
3月なので入れませんが、暖かい時期の干潮ならば結構楽しめそうです。
帰りの大磯駅前で看板を見つけました。
「Oiso Beach 日本最初の大磯海水浴場へまたどうぞ」
帰り際まで日本最初をアピールするあたり、抜け目なし!
帰宅してから戦利品を改めて見てみると、水に濡れていてキレイに見えた石(メノウもどき)たちが紛れていました。
その中で純粋なメノウを並べてみます。
結構とれました。
ついでに、懐中電灯で光らせてみます。
すまんが、その石をしまってくれんか……
ワシには強すぎる………(2回目)
ポムじいさんじゃなくても驚きの輝きでした。
本当に飛行石みたいです。
成果があると嬉しいですね。大満足の石探しでした。
なお、本当のメノウは縞模様らしく、正確には玉髄(カルセドニー)というものらしいです。
水晶と同じ石英なので透明感があります。
ざっくりまとめ
大磯 照ヶ崎海岸での石(メノウ)拾いのざっくりまとめです。
所要時間 | 1時間ほどでいくつか見つけることができました |
アクセス | 大磯駅(JR東海道線)から照ヶ崎海岸まで徒歩10分くらい。 |
トイレ | 大磯駅改札内のトイレはとてもきれいなので、いったんはそこで済ませておきましょう(改札外のトイレではありません)。 海岸で行きたくなったら、「ポートハウス てるがさき(やっていれば)」もしくは「大磯港の公衆トイレ」をご利用ください。 |
休憩ポイント | 海岸の石の上に座るか、大磯港内に公園があるのでそこのペンチをご利用ください。 飲み物やお菓子があるといいかもしれません。 |
食事ポイント | 子どもに丁度良いところがなかったため、大磯駅近くのファミリーマートでパンを買って行きました。飲み物は水筒を持っていきましたが、ポートハウスてるがさきの前に自動販売機があります。 |
混み具合 | 休日でしたが、全然混んでいませんでした。ありがたいです。 |
その他 | 今回行ったのは3月ですが、暖かい時期ならすぐそばのタイドプールも楽しめて良さそうです。 石拾いには影響ありませんが、水遊びをするなら干潮時刻を目指して行きましょう。 |
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