子どもと楽しめる潮干狩り【横浜 海の公園】

アサリとマテ貝 お出かけ
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4月のとある休日。
6歳の子どもと一緒に今回出かけたのは、潮干狩りです。

前回のお出かけ→ 幼児と楽しめる石(メノウ)拾い【大磯 照ケ崎海岸】

この記事では「親子でのおでかけ」「潮干狩り」に興味のある方に向けて、「横浜 海の公園での潮干狩り」の情報をお届けします。

駅から海岸まで

潮干狩りをするのは、横浜市金沢区よこはましかなざわく海の公園です。
公式HP(https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/park/uminokouen/clamming.php

最寄り駅はみんな大好き八景島シーパラダイスでおなじみシーサイドライン(金沢八景~新杉田)海の公園南口うみのこうえんみなみぐち海の公園柴口うみのこうえんしばぐちです。
どちらでも大丈夫なんですが、今回は金沢八景よりの海の公園南口にしました。

海の公園南口

シーサイドラインはモノレールとは構造が違うようなんですが、モノレールみたいに高い所を走ります。
自動運転で運転席がないため、先頭の景色は良いです。始発駅(金沢八景か新杉田)で一本遅らせて先頭車両に乗れば、お子さんはきっと大喜びです。

駅の端っこ(先頭車両はもっときれいに見えます)

駅から海まではあっという間、というか目の前です。
いいですねぇ、皆さん、潮干しおひがってます。
4月の大潮おおしおで、気候も良かったのでたくさんのヒガラーがいました。

※ ヒガラーとは潮干狩りする人のこと。思いつきの造語なので、使うのは人生で最初で最後。

潮干狩り(海の向こう側にみんな大好き八景島シーパラダイスが見えます)

思わぬ「敵」の出現

さっそく潮干狩りたいとこですが、まずは腹ごなしです。
腹が減っては、潮干狩りはできん。

潮干狩りに向いているのは干潮時刻の前後2時間
この日の干潮は13時半ごろなので、着いたときはちょうどお昼時でした。

砂浜の手前には芝生のスペースがあります。
レジャーシートを敷いて持ってきたパンを食べ始めますが……

バサッ!!!!!!!

もの凄い勢いで何かが突っ込んできました。
見上げると、トンビの大群が旋回しています。

「ちょっとちょっと、めちゃくちゃパワープレイじゃないですか……今、羽がが頭に当たりましたけど??」

とか思っているうちに、

バサッ!!

子どもが「もう無理っ!」と言い出します。
おっしゃる通り、これは無理です。

急いで近くの休憩所に避難しました。
海の公園には柴口と南口にそれぞれ立派な休憩所があります。
2階建ての無料の休憩スペース屋根付きで、カップラーメンやアイスがある売店が併設され、自動販売機コインロッカーもあります。トイレや足洗い場もすぐ近くにあります。

トンビ地獄と比べると、まさに天国!!
安心してパンを食べるができました。
ちなみに、砂浜や芝生には簡易なテントを立てている人たちがいっぱいいました。
着替えや休憩のためだと思いますが、トンビのことを考えると、非常に重宝しそうです。

いざ、潮干狩り開始!

気を取り直して、潮干狩り開始です。
主な装備は以下の通りです。

装備品リスト
  • シャベル(ダイソー)
    熊手に頼らずとも大丈夫!
    潮干狩りっぽさなど求めず、黙ってシャベルです。
  • ネット(ダイソー)
    採ったアサリを詰め込みます。
  • ゴム手袋(ホームセンター)
    シャベルが面倒になったら、手で掘り出します。
    素手だと手が傷つくので、ゴム手袋です。
  • 水着
    上半身は平気ですが、場所によってはしゃがむとお尻が濡れます。
    下半身は濡れてもいい格好で!
  • マリンシューズ
    サンダルでいいと思います。
    素足の人もいましたが、そこいら中にある貝の破片を踏むと痛いです。
  • 帽子
    青空の下に長時間いるので、紫外線がきついときは帽子が必須です。
    日焼け止めも塗っときましょう。
  • 防寒着
    気温があっても風があると意外に寒かったりします。

  • マテ貝を穴から出すようの塩です。なくても何とかなります。
  • ザル(ダイソー)
    マテ貝という貝を採ったときに砂抜きするためのザルです。なくても何とでもなります。
  • クーラーボックス
    貝を持って帰る用のボックスです。貝が痛まないように、あると便利です。

  • 貝を冷やして持って帰る用の氷です。金沢八景のスーパーで調達しました。
  • 2リットルペットボトル
    砂抜きには海水がいいらしいので、くんで帰れるようのペットボトルです。金沢八景のスーパーで調達しました。
  • トンビに襲われてもめげない心
    ついさっき手に入れました。俺の心はくじけない!

というわけで、ようやく戦闘開始です。
潮がかなり引いている海に入っていき、砂をシャベルでかきます。

ジャリジャリ……えっ?

アサリ

一生懸命やるまでもなく、出るわ出るわ!
次から次へとアサリが出てきました。

2センチ以上のアサリしか採ってはいけないので、小さいのは置いときますが、それでも入れ食い状態です。

ひょっとして……ワシ、接待されてる?

辺りを見回しても埋めた人物は見当たりません。
「パパ、採れたよ!」と子どもがでかいアサリを持ってきました。

これはつまり、誰でも簡単に採れるということです!

ほどほどにアサリを採ったところで、今度はターゲットをマテ貝に変えます。
マテ貝は細長い貝で何やら食べれるらしいんですが、結構掘らないといけません。

マテ貝探し

マテ貝探しには、があるといいです。
しゃべるで掘って見つけた穴に塩をかけると、マテ貝が飛び出してきます。
飛び出してきたマテ貝が引っ込まないよう掴み、向こうがあきらめるまでマッテ(待って)から、引き抜きます。

マテ貝用の塩

塩は持参しましたが、休憩所の売店で売ってたりします。
ただ、塩が無くても、シャベルで掘っていればマテ貝は採れます。
塩で引き抜く体験をしたければどうぞ、という感じです。

というわけで、たくさんのアサリとマテ貝をゲットしました!
一人2キロまで、という制限がありますが、我が家はそんなにはいりません。
これでも近所におすそ分けしたくらいです。

マテ貝とアサリ

マテ貝もアサリも、持ち帰った海水で数時間塩抜きしてから、冷凍しました。
「今夜はボンゴレだな」とか思って来ましたが、しゃがみ続けての作業は疲れるので、とても調理なんてする気になりませんでした。

海にはアサリやマテ貝のほかに様々な海の生き物がいました。
巻貝、ヤドカリ、ウニ、ヒトデ、小魚 etc.

磯のタイドプールとはまた違う良さがあって、子どもも大人も楽しめる場所になっています。
売店、休憩所、トイレ、足洗い場と施設が充実しているのも嬉しいところです。
夏は海水浴として来てもきっと楽しいだろうな、と思います。

ざっくりまとめ

横浜市金沢区 海の公園潮干狩りのざっくりまとめです。

所要時間適しているのは干潮時刻の前後2時間
実際には2時間もあれば十分でしたが、ついハマってしまい、4時間近く滞在しました。
アクセス海の公園南口駅(シーライドライン)の目の前。隣の海の公園芝口駅でも大丈夫です。
トイレ休憩所のトイレは広く、毎日清掃されていますが、やはり海なので汚れはあります。
気になる方はシーサイドラインに乗り換える前にどこかで済ませておきましょう。
※ 海の公園南口駅構内にトイレはありません。
休憩ポイント売店が併設された2階建ての休憩所があり、座ってご飯が食べられます。
テントがある方は海岸の砂浜やその手前の芝生でもいいと思います。
※ テントがないと食べ物狙ったトンビに襲われます。
食事ポイント行きがてらパンを買っていきました。
休憩所の売店では肉まんアイスなどいろい売っていて、自動販売機もあります。
駅から公園までの間にゴミを捨てる場所があるのも嬉しいところです。
混み具合4月の休日、大潮の日で人はいましたが、特に気になりませんでした。ゴールデンウイークだとそれなりに混むようです。
道具参考に用意したものをお知らせします。説明は記事をご覧ください。
シャベル、ネット、ゴム手袋、水着、マリンシューズ、帽子、防寒着、塩、ザル、クーラーボックス、氷、2リットルペットボトル
その他海の公園の公式ホームページ(https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/park/uminokouen/clamming.php)に潮見表しおみひょうが表示されているので、採れそうな日を目指して行きましょう。
海の公園 潮干狩りのざっくりまとめ


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